目尻のシワ『ちりめんジワ』は老け顔の象徴 どんな対策をすればいい?

よくテレビを見ていて「この人ずいぶん老けたなぁ…」なんて思ったことがあると思います。地デジ化された後からはテレビ自体の性能も向上し、画質が良くなったことから芸能人のシワひとつひとつまでよく見えるようになっていますよね。そしてその老けたと思う原因の代表格が”目尻のシワ”ではないでしょうか。

目尻のシワ

他に”笑いジワ”や”ちりめんジワ”とも呼ばれるこの目尻からこめかみの方へ向かっていくつも刻まれる無数のシワ。

近くで見なければわからないほどの細かいシワは別として、上の画像のように深いものは一度できてしまうと完全に元に戻すということはほぼ不可能です。もちろん美容整形などを施せば別でしょうが、お金も勇気も必要なことなのでそう簡単にできることではありません。

では全く対策のしようがないかというとそうではなく、目尻のシワができる原因を知り予防や対策をすることによって、少しでもシワができていくことを軽減しカバーすることは可能です。

今回は目尻のシワができる原因から対策までを詳しく解説していきたいと思います。

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なぜ目尻にシワができていき、どんどん増えていくのか

ある程度の年齢に達した人、だいたい30歳を超えたあたりから目尻のシワが少しずつ目立ってきます。

最初は大笑いした時のように顔を歪ませた時若干気付く程度で、人に言われなければ気にもならないほどのシワだったはずなのに、いつのまにか少し目元を動かしただけでもくっきりと見えてくる深いシワ。歳をとればとるほど増えて目立つようになってしまいます。これはなぜでしょうか?

目尻の皮膚は非常に薄く、シワができやすい

つまんでみるとわかりますが、目尻は他の箇所に比べ薄い皮膚によって形成されています。

ほっぺをつまんでみるとある程度の肉感があり分厚い感触を確認できますが、目尻は薄くて皮膚のみをつまむことができると思います。薄いということは表情を変えるたびに皮膚がそこへ集まるため、シワができやすくなってしまうのです。

極端な例を言えば胸やふくらはぎなど、つついても骨の感触がわからないようなところにシワができたりしませんよね?でも指の関節などはとても薄い皮膚で構成されており、指を伸ばすたびにそこへシワが集まる様子がわかると思います。

目尻のシワも同じ要領で、顔の表情を動かすたびにそこへシワが寄ってしまいクセがついてしまうため、他の箇所よりもシワができやすいのです。

目の周りを動かせば動かすほど繰り返しシワがつき、だんだん深くなる

人には表情があり、笑ったり泣いたりしかめっ面をしたりと、毎日常に表情を変えて生活しています。

表情を変えると目尻にもシワが寄りますが、それが毎日毎日何年もの間ひたすら繰り返されるわけですから歳をとればとるほどだんだんクセがついていきます。そして最初は浅く、細いシワだったものが加齢による皮膚のたるみなどの影響もあり、更に深くて幅の広いシワへと変わっていきます。

たった数日でクセがつくなんてことはないでしょうが、こうしたシワのできる機会が何年も蓄積されていけば当然加齢とともにシワが増えて目立ちやすくなっていくのです。

メイクによってシワができやすくなることも

今や高校生以上の女性であれば誰もが化粧をする時代です。メイクは美しく顔を見せるために必要不可欠なことですが、その一方でシワの原因になっていることもあります。

マスカラを塗る女性

目の周りはアイラインやマスカラ、シャドウなど多種多様なメイクを施しますが、その化粧品をしっかりと落とさないまま寝てしまったりメイクを落とすためのクレンジングが不十分だったりすると、いつまでも化粧の成分がシワの中に残り肌に負担が掛かってしまいます。

また、メイク落としについても成分の強い物を使い過ぎて乾燥してしまったり、ゴシゴシと力を入れてこすることにより更に肌への負担が多くなってしまうのです。

美しくなるための化粧ですが逆にシワを増やしてしまう原因になることもあるんですね。

紫外線による影響

太陽が見えて晴れている日だけに限らず、紫外線は一年中降り注ぎあなたの肌へダメージを与えています。

太陽からの紫外線

紫外線というと肌への影響が大きく、浴びすぎると日焼けによる火傷の状態となり肌荒れや乾燥を引き起こす原因であるということは知っているかと思います。

そうしてダメージを受けた肌からは弾力・ハリ、そして美肌を保つためのたくさんの成分が失われてしまい、弱くて薄くなった皮膚にはシワができやすくなってしまいます。それどころか皮膚表面のシワだけではなく、深い溝ができて治すのが困難な真皮ジワというものに発展する可能性もあります。

日サロなどでガンガン焼いたことのある人はそれが原因で数年後にシワができてしまうこともあるので、油断しているとあっという間にシワシワになるかもしれませんね。

夕方になるとシワが目立ってくる気がする!?

シワ自体の原因からは少し話がそれますが、たまに夕方になるとシワが目立ちやすくなるという人もいらっしゃいます。時間帯によってシワの状態が変わるなんてありえない!と思うかもしれませんが、実際にそういったことは十分に考えられます。

実は人の体は朝、顔が少しむくんだ状態になっています。むくみは老廃物などによって顔が少し腫れたような状態になりますが、このむくみによって皮膚は少し張っているためシワは目立ちにくい状態にあります。

しかし朝起きてから時間が経つにつれ、重力によって顔からある程度のむくみが引けていきますので、夕方の皮膚は若干たるんだようになります。したがって、たるんだ所にはシワが寄ってきますので朝よりも夕方の方がシワが目立ちやすいという現象が起こるのです。

個人差はありますが「あれ?なんだか朝よりシワが目立ってる!」と感じたことがあるならば、気のせいではなく実際に目立っているのかもしれません。

少しでも目元のシワの進行を食い止め、目立たなくするためには

冒頭にも記述しましたが、深いシワにはまったく対処のしようがないかというとそうではありません。ではこうしたたくさんの原因がある中で少しでも進行を食い止めてなるべく目立たなくするためには、いったいどうすれば良いのでしょうか?

保湿を怠らない

薄い目尻の皮膚には水分を蓄えておくことができる量も限られています。つまり他の場所より保湿しづらく、乾燥しやすいということです。

シワの進行を食い止めるためには肌に保湿用の化粧品を使うことになりますが、水分を与えることはもちろんのこと、その水分を逃がさないようにすることも大事です。ただ保湿用のクリームなどを塗れば乾燥対策完了というわけではなく、その保湿性をなるべく長く維持することが重要なことなのです。

特に冬の室内のように乾燥しやすい環境であればなおさらのこと、皮膚の薄い目尻はせっかく与えた水分もあっという間に蒸発してしまいます。

POINTそこで、この蒸発を防ぐのに有効な方法をご紹介します。それはワセリンを目尻に塗るという方法です。ワセリンは皮膚に油分を含んだ膜を形成しますので、保湿クリームなどで閉じ込めた水分に蓋をしてくれる役割があり、長い時間保湿を維持してくれます。

ただ、ワセリン自体が少々固めのクリームですので、力を入れてグリグリと擦り込むように塗るのはおすすめできません。その際に力が掛かりシワが寄り、悪化・進行させてしまう可能性があるからです。あくまでもやさしく、力を入れずに薄くのばすように塗りましょう。

ちなみにこのワセリン、乾燥以外にも切り傷の止血や肌のひび割れなどにも使用される万能なクリームなので、ひとつ持っておくと良いでしょう。唇の荒れなどにも役立ちます。

※参考記事

リップクリームを使っていても唇の荒れが改善されない場合は対策が必要です。その原因や病気の可能性、治し方についても解説しています。

日焼け止めで紫外線をブロックする

これは簡単なことですが、UVカット成分の入った乳液や日焼け止めを使用し、紫外線から肌を守りましょうということです。

夏の直射でなくとも紫外線は1年中降り注いでいます。季節に限らず常時紫外線を浴びればどんどん肌はダメージを受けていきます。日差しが弱いからといって油断することなく日焼け止め対策を行って下さい。特にお子さんがいて公園など外で遊ぶ機会の多い人は注意が必要です。

常に紫外線によって肌にダメージを受けているという意識を持って、毎日対策をしておきましょう。

日焼け止めについては下の別途記事もご覧ください。

とうとう紫外線の強い5月がやってきますが、日焼け止めの準備はできていますか?でも日焼け止めに書かれている『SPF』や『PA』という表示の意味をご存知でしょうか。普段何も考えずに購入しているのであれば注意が必要です。選ぶ際の参考に覚えておいてくださいね。

マッサージトレーニングも効果的(力は入れ過ぎない)

実は目尻のシワを解消するマッサージトレーニングもあります。これは目の周りの筋肉を鍛え、たるみを無くしてシワができるのを防ぎシワを改善するためのトレーニングです。

やり方は簡単で、

①両手の人差し指の腹を目とこめかみの間付近に乗せる。
②つり目にする要領で、それぞれの指を斜め上に引っ張り上げる。
③その状態のまままばたきを10回程度行う。

たったこれだけですが、目尻意外にも余計なシワが寄らないよう力加減に注意しながら行いましょう。毎日数回ずつ続けることによって徐々に効果が現れてくるはずです。諦めずにトライしてみてください。

肌に合った化粧品を使用し、寝る前は必ずメイクを落とす

基本的に肌に合わないと感じた化粧品の使用は絶対にやめておきましょう。皮膚に余計な負担がかかりますので、もったいないと思っても合わない物は潔く捨てて使用しないようにしてください。

化粧品・メイク道具

たくさんの化粧品がありますので、いろいろな物を使ってみて自分の肌に合っているものを探してくださいね。肌荒れする化粧品などは絶対にNGです。

それと化粧をしたら必ず寝る時にしっかりと落とすようにしてください。力を入れ過ぎずにやさしくです。たまにお酒を飲んだ後に眠気が我慢できず化粧を落とさないまま寝てしまう時もあるでしょうが、それは肌への負担が大きくシワの原因となってしまいます。どんなに眠くても化粧は落とすクセをつけましょう。また、その後の保湿についても十分行ってくださいね!

このように目尻のシワにはさまざまな原因や対処方法があります。もうできてしまったシワだからといって簡単に諦めることなく、複数の方法を組み合わせて少しでも目立たなくなるように努力してみましょう。それだけで何歳も若返ったような見た目になり、見違えるかもしれません。

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